相模湾に面した鎌倉の街。いくつかあるビーチの中で鎌倉の中心部と近いのが、由比ヶ浜と材木座海岸です。逗子と稲村ガ崎の間の海岸線は、湾になっていて波も穏やか。サーフィンは波がないと楽しめませんが、波がないからこそ楽しめるマリンスポーツもたくさんあります。そんな材木座海岸ではウィンドサーフィンをはじめ、穏やかな海に適したマリンスポーツが盛んに行われています。
材木座海岸から徒歩1分程の場所にあるJSP(ジェットスキープラザ)鎌倉さんは、ジェットスキー(水上バイク)の専門店として25年以上の実績を持つお店。ジェットスキーの販売はもちろんのこと、ジェットスキーを使った様々なアクティビティが楽しめます。体験コースからレベルアップしたい人まで、お客さんのレベルに合わせたスクールが人気です。中でも最近人気のマリンスポーツが「フライボード」。ジェットスキーの水圧で海上に浮かび上がることが出来る、爽快感がたまらないアクティビティです。道具の一式レンタルも充実、初めてでも丁寧に指導してくれます。
その他、ジェットスキー乗車、シーカヤック、ウェイクボード、などが楽しめます。
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JSP鎌倉(ジェットスキープラザ鎌倉) |
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〒248-0013 神奈川県鎌倉市材木座6-16-43 |
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JR鎌倉駅東口、7番バス停から「鎌40」系統に乗車し、「光明寺」バス停にて下車。光明寺を通り過ぎ、道なりに進むと徒歩1分。 |
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10:00 - 19:00 |
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火曜日 |
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フライボードの体験スクールは5,000円。 |
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0467-22-5750 |
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http://jspkamakura.com |
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なし。お店の前にコインパーキングあり。 |
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店先に停められます。 |
フライボードの体験教室はおよそ1時間です。事前に予約することをおすすめします。この日は10:00からのスクールだったので、集合時間は30分前の9:30。お店に着いて受付を済ませたら、まずはウェットスーツに着替えます。もちろんレンタル(¥1,000)もあり。着替え終わったらロッカーに荷物をしまい、受付にロッカーの鍵を預けます。そして徒歩1分ほどの材木座海岸、ビーチへGOです!
ビーチにもJSP鎌倉の受付があり、今日の担当スタッフさんからフライボードの説明を受けます。実際に乗るボードの上に乗ってみて、立ち方の練習。フラットな状態からつま先側へと体重移動しながら足を伸ばし、上半身はあまり動かさないのがポイント。
さて、いよいよ海へ入ります!フライボードでは安全確保のためにヘルメットをかぶります。このヘルメットには秘密が…。なんと、マイクが付いていてスタッフさんからの指示が聞こえるようになっているのです!海に揉まれながらも、ちゃんとコーチングが聞こえるのはとても安心です。さらにライフジャケットも着用します。
ついにボードを足に装着します!練習で乗ったボードの上に、ブーツが固定されているのでそこに足を入れます。
ジェットスキーはエンジンを回して水圧を発生させて前進する乗り物。フライボードはジェットスキーとボードが太いホースで繋がれていて、ジェットのエンジンが生み出した水圧はホースを通じてボードへと送られます。なので、ジェットスキーがボードの後を付いて前へ進んで行く、という不思議な形になります。浅いところでは危険なので、ボードに乗った人が舵をとりながら、水深のある沖へと向かいます。もちろんマイクで進む方向も指示してもらえます。
沖へ出たら、飛び上がる準備です!うつ伏せになり、足を下へ沈めて行きます。この時、つま先側を意識して、前側に体重を乗せておくのがポイント。下半身は前に進む意識で、上半身は胸を張って海老反りになるようなイメージ。ジェットスキーの圧をタイミングを合わせて送ってくれるので、飛び上がる体制を整えましょう。
まずは立ち上がることからです。繰り返すうちにスッと立てる感覚を徐々に体感で覚えていきます。この高さならバランスを崩しても怖くない!立ち上がる時に目線をつま先に持っていくと良いそうです。浮き上がる浮遊感にワクワクします。この時、気をつけることは危険なのでジェットスキーに近付きすぎないこと。
徐々に高さを上げていきます。高さはジェットスキーからのパワーによって変わるので、スタッフがコントロールしてくれます。乗っている人は左右のバランスを均等にすることを心がけて。前後のバランスも足首の微妙なコントロールで変化します。この日は他にも数人のグループがフライボードを楽しんでいました〜。
かかと側に重心が行ってしまうと、こんな感じで落ちます。後ろに落ちるときはどうしようもないのでそのまま海へダイブ!それもまた気持ち良い!前に落ちる時は膝から落ちるようにすれば、バッシャーンと落ちずにスッと落ちることが出来ます。沖に出ると稲村ガ崎がすぐ近くに感じますね。
慣れてくると女の子でもこんな高さまで上がれます!宙に浮いているような不思議な感覚は他のスポーツでは味わえません。空中散歩、最高です!目線を遠くに置くことで安定します。少しだけ左に加重すると前進しながら左へ移動。上手になると、ぐるぐる回ったり、縦回転したりできるのだとか…。体験教室は一人20分ですが、結構疲れるのでかなり満足です。充実した時間を過ごせること間違いなし。
沖に戻って浜に上がったら、体験終了!JSP鎌倉さんの受付お隣は海の家。ということで着替えにお店へ戻る前に、美味しいビールを一杯!体を動かした後のビールは最高!海水浴だけでは味わえない至福のビールをぜひいかがでしょうか。
お店にはシャワー室完備、シャンプー、リンス、ボディソープが設置してあるので綺麗さっぱり出来て女性でも安心。ドライヤーもありますよ〜。
ジェットスキーがライダーから離れます。ラインにテンションがしっかりかかる距離になったらいよいよスタートの準備。ライダーは仰向けになり、船が正面に来るように胸の前にハンドルを持ちます。ジェットスキーが動き出したら、ボードを沈み込ませるようにしゃがみこみます。横にしていたボードをゆっくりと縦にし、進行方向となるノーズ側は少し浮かせます。この時、ジェットスキーが少しスピードに乗るまではしゃがみこんだままで、無理に立ち上がらないようにすることがポイントです。
立ち上がったら、まずは中央のエリアを滑ります。船側から見るとジェットスキーの作り出す水圧によって、中央と右と左の3つのエリアが出来ています。一番安定するのは海の波の影響を受けにくい中央のエリアです。立ち上がる時と船がカーブするときは、中央のエリアに居ることが基本となります。トゥエッジに乗ったりヒールエッジに乗ったりしてコントロールをしてみます。
慣れてきたら中央のエリアから出てみます。外側のエリアは波が穏やかな材木座とはいえ、やはり海なので安定させるのが難しいです。外からまた中央へ戻ったり、境目の波でジャンプしてみたりと色々楽しめます。腕が疲れやすいので、脇を閉めておくのがポイントだそうです。
転んだり、疲れてハンドルを話すとこの通り。海の真ん中に置いてけぼりになります。迎えにきてもらうのを浮かんで待ちます。待っている間にしっかり休憩。ぷかぷか浮いているのも気持ちいいです。1ウェイクで15分間ですが、初心者にはなかなか長い時間に感じます。かなり体力を消耗するスポーツです。15分経過したらジェットスキーに乗って沖へ戻ります。お店に戻ってシャワーを浴びて体験終了です。