名越切通し

  • 岩肌がむき出した名越切通し
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  • 名越切通し2
  • 名越切通しへと続く道

名越切通し

中世の人々の「死」への想いを感じる。

南を海に、その他周囲全てを山に囲まれた天然の要塞、鎌倉。
鎌倉の大町から逗子へ抜ける道が鎌倉七口のひとつである「名越切通し」です。かつては鎌倉から三浦半島へ通じる重要な道でした。現在の横須賀線や県道のトンネルが開通する明治時代の初め頃までは幹線道路としての重要な機能を果たしていたようです。

巨大な岩が張り出した様子は、まるで中世にタイムスリップしたかのような気分。しかし近年の調査の結果、時代の変化と共に通行しやすいように改修したり地震などで崩落しては復旧…を繰り返しているため鎌倉時代の姿そのものではなくなっているとの見解です。ですが、人が一人やっと通れるくらいの岩の間を通る道は、当時の景観を思い起こさせてくれます。

周辺には鎌倉最大のやぐら群「まんだら堂やぐら群」、大規模な石切り場跡である「お猿畠の大切岸」もあり、みどころ満載です。何れも中世の人々の「死」に関する遺構となっているので、五感をフル稼働させてどこか現実離れした独特の雰囲気を感じてみて下さい。

名称 名越切通し(なごえきりどおし)
所在地 〒249-0008 神奈川県逗子市小坪1丁目
アクセス

鎌倉駅から徒歩25分。311号線を逗子方面へ進み、左手の交番を過ぎて横須賀線の踏切を渡ります。すぐ左折し直進するとまた踏切があるので渡り、右折します。そのまま住宅の間を進むと横須賀線の上へ伸びる小道があるのでそこを登って行きます。

拝観時間 自由。
休日 なし
拝観料 0円
TEL _
URL _
駐車場 なし。車は通行不可。
駐輪場 なし。自転車は通れそうにありません。
撮影 撮影自由
ペット OK

鎌倉七口と切通し

大仏切通し

鎌倉七口・大仏切通し

鎌倉大仏の裏山からハイキングコースに入ると大仏切通しへの分かれ道が。鎌倉時代からの重要な外界とつなぐ路。

化粧坂切通し

鎌倉七口・化粧坂切通し

鎌倉七口の中でも一番の急勾配と言われ、今でも岩肌が露出して当時の面影を今に伝える貴重な切通し。

亀ケ谷坂切通し

鎌倉七口・亀ケ谷坂切通し

北鎌倉の大寺院と鎌倉中心を結んでいた重要な切通し。亀がひっくり変えるほど急勾配だから「亀ケ谷坂」。

名越切通し

鎌倉七口・名越切通し

鎌倉から三浦半島へと抜ける重要な路が「名越切通し」。中世にタイムスリップしたかのような雰囲気が魅力。

朝夷奈切通し

鎌倉七口・朝夷奈切通し

鎌倉市内とその外をつなぐ重要な陸路の一つだった朝夷奈切通し。港のある六浦とを結ぶとても重要な道でした。

極楽寺坂切通し

鎌倉七口・極楽寺坂切通し

京都方面へと続く鎌倉西の玄関口。新田義貞の鎌倉攻めでは激戦区となった切通しのひとつでもあります。

巨福呂坂切通し

鎌倉七口・巨福呂坂切通し

鎌倉と北鎌倉を結ぶために山を掘削して切り開いた重要な道。鎌倉と外界を結ぶ「鎌倉七口」の一つに数えられる。

釈迦堂口切通し

釈迦堂口切通し

鎌倉内部にある切通し。大町地区と常明寺地区を結ぶ生活道路として利用されてきたが現在は通行止め。