スウェーデン料理研修の為、休業中。化学調味料を使わずお肉、野菜の甘みでつくる自家製スープと北海道産小麦100%のバターミルクビスケットのお店。
鎌倉駅の西口徒歩1分、という絶好の立地で早朝7時から熾烈なモーニングコーヒー争いを展開するのが「cafe LONDINO」と「THE GOOD GOODIES」。(熾烈な、と言っても私が勝手に盛り上がってるだけです。)
この二つのお店、同じ "コーヒー" を飲ませるお店ですが、そのスタイルが対照的で面白い。創業から約50年、年季の入った器具で頑固そうな親父さんが昔ながらの喫茶店スタイルでサイフォン式コーヒーを淹れてくれるのが「cafe LONDINO」。
創業2014年、キラキラとまぶしく光る器具でこれまたキラキラと若い魅力を放つお兄さんが立ち飲みスタイルでハンドドリップコーヒーを淹れてくれるのが「THE GOOD GOODIES」。
cafe LONDINOでは朝食に定番のツナトーストを。THE GOOD GOODIESではコーヒーによく合う焼き菓子を朝食代わりに、なんていかがでしょう。どちらのお店も共通しているのは美味しいコーヒーを淹れてくれることと、魅力ある飲食人が放つ艶やか且つ渋い男の魅力、といったところでしょうか。鎌倉での1日が楽しくなる予感がしますよ。
朝7時から営業で相模湾を見下ろす絶景。天気の良い日には最高の時間をお約束できるのがこちらの「bills七里ヶ浜」。
billsの日本1号店でもあり、bills初の国外出店でもあります。2008年のオープン当時、NYタイムスで「世界一の朝食」と謳われた「リコッタパンケーキ」に「フルオージーブレックファースト」。それだけで贅沢な朝食を、穏やかな相模湾を目の前にゆっくりといただく。なんて素晴らしい時間なんでしょう。
食事が終わっても店内の席にまだまだ余裕があるようでしたら、billsさんでそのままゆったりさせていただいちゃいましょう。右手には江ノ島、目の前には波乗りを楽しむ人たち。空気の澄んだ日には大島が見えて、その遥か彼方、billsの本拠地オーストラリアへと太平洋は続いています。
良い一日が始まる予感です。
「モン・ペシェ・ミニョン ビゴの店」は、フランスの巨匠、フィリップ・ビゴさんの元で学んだ藤森二郎氏が手がけるベーカリー。朝7時からオープンで、地元の人も足繁く通う名店です。
鎌倉駅からは徒歩20分弱と良いアクセスとは言い難い場所にありますが、金沢街道沿いにあるビゴの店の先には鎌倉有数の観光名所、竹の寺「報国寺」や、UNIQUELY鎌倉おすすめのお茶処「喜泉庵」のある「浄妙寺」、鎌倉最古のお寺「杉本寺」など見所がたくさんあるのです。お店の目の前の交差点「岐れ道」を北西に進むと夢窓国師作の庭園で有名な「瑞泉寺」や「天園ハイキングコース」にもアクセスできるので、鎌倉を楽しむ前の朝食を、と考えると、実は最高の立地にあるお店、とも言えるのですね。
車で朝比奈インターから鎌倉へいらっしゃる場合、鎌倉の中心部に入る前にビゴさんのお店で朝食済ませてから鎌倉観光、なんてプランもおすすめ(8台分の駐車場があります)。その場合は金沢街道の渋滞を避けるために朝早くいらしてくださいね。
朝の澄んだ空気と美味しいパン。楽しい鎌倉の1日が始まります。
鎌倉駅東口から徒歩3分、美味しいモーニングを提供しているお店があります。その名も「コバカバ」。昔は小林カバン店だったというこのお店、オーガニックな朝ごはんを食べるために鎌倉ローカルだけでなく、電車に乗って観光客もやってくるという有名なお店です。
朝ごはんのメニューは4つ。卵かけごはん定食、目玉焼き定食、納豆定食、冷奴定食。嬉しいことに卵は追加することができますし、目玉焼き定食にオプションでベーコンを追加することも可能。引き立て役のお味噌汁もとっても優しい味で朝からホッと一息くつろいでしまいます。手作りの甘酒もいただきましたが、こちらも心落ち着く優しい味でお店の人柄が伝わってくるようです。
コバカバさんで朝ごはんをゆっくりといただいた後は、すぐ隣のレンバイ(鎌倉市農協連即売所)へと向かいましょう。朝8時から鎌倉野菜を直売する農家さんたちが市場を開いています。ここで手に入る野菜はスーパーや近所の八百屋さんで手に入る野菜とは少し違います。レストランのシェフも買い付けに来るという色とりどり、少量多品種の鮮やかな野菜が並びます。3月中旬のこの日は大根だけでも三浦大根に黒大根、赤大根。これらを少しずつ切り分けてセットにした「温野菜セット」も魅力です。購入した温野菜セットで自家製鎌倉野菜のバーニャカウダ、なんていかがでしょう。バーニャカウダソースに必須のアンチョビは長谷の「三留商店」でいいのが手に入りますよ。レンバイで鎌倉野菜を購入したら、江ノ電で長谷駅まで行き、長谷寺、大仏様、三留商店で決まりですね!
江ノ電長谷駅から徒歩5分の場所に、木造の仏像では最大規模を誇る「十一面観音さま」を御本尊とする長谷寺がございます。こちらの長谷寺さんは8時に開門します。開門の合図はお坊さん撞く鐘の音。一つ目の鐘が撞かれたと同時にお寺の門が開きます。門を入るとそこは極楽浄土を具現化したと言われるお庭が広がっておりますが、手水舎で手と口を清めたらまずは本堂へと向かうことをお薦めします。撞かれる鐘の音に急かさせるように階段を上がると、まだ真っさらな大香炉。本堂では荘厳なる御本尊「十一面観音さま」の前で「観音経」をあげるお坊さんがいらっしゃいます。普段は観光客で溢れる本堂ですが、朝はあなたとお坊さんと御本尊だけの空間。キリッと身が引き締まります。お参りを済ませたら次のお薦めは「眺望散策路」。由比ヶ浜海岸、材木座海岸とその上を上ってゆく朝日を堪能できます。
さてさて、長谷寺に参拝後、まだ朝食を食べていないなら「カフェ&デリ ナチュデコ」へと向かいましょう。オーガニックな素材がとても嬉しい朝8時オープンのカフェ&デリです。お店はとてもこじんまりとしてますが、長谷の路地裏にあってとてもいい雰囲気なんです。
江ノ電、長谷寺、路地裏カフェとここまででだいぶ堪能した鎌倉ですが、ナチュデコさんを出た頃にやっと他のお店も開き始め、「鎌倉」が本格的に動き始めます。なんだか得した気分ですね!そうそう、「鎌倉の大仏さま」もとってもご近所ですが、こちらも朝8時から。寄って行ってはいかがですか?
静かな坂ノ下の朝。入り組んだ路地裏の住宅街で感じるのはトンビの声と潮の香り、そして坂ノ下に住まう人々の暮らしの音。そんな鎌倉の日常に溶け込んだ「cafe recette 鎌倉」。鎌倉ならではのゆったりと流れる朝の時間を感じながら贅沢な朝を過ごせる、とっておきのパンスイーツカフェです。
cafe recette 鎌倉の朝は9時半から(土日祝は8時半から)始まります。世田谷にある最高級パンを販売するルセットさんが手がけるカフェです。古民家をモダンにリノベーションしたお店は外観からすでにお洒落な雰囲気で、店内に入るとさらに素敵です。デザインが特徴的なテーブルと椅子に木の温かみを感じる柔らかな空間。また、切り盛りする女性スタッフの優しい空気。そこで私が頂いたのは平日限定「姫様のパンケーキ」。木曜金曜にしか食べられないふわふわの至福のパンケーキ、朝からなんて贅沢な時間なのでしょう。早起きして良かったと心から思えること間違いなしです。
路地裏を抜けるとすぐそこは海岸線を沿うように走る134号線。cafe recette 鎌倉でゆったりと美味しいものを食べてから、海岸線を散策するもよし。徒歩10分圏内の長谷寺や大仏さま、御霊神社などの寺社で癒されるもよし。素敵な1日のスタートを鎌倉・坂ノ下で始めましょう。
鎌倉駅西口には朝から営業しているカフェが集まってます。「カフェ・ロンディーノ」さん、「ザ・グッド・グッディーズ」さんと地元密着型の小さなお店を紹介してきましたが、打って変わって資本系の大本命、「スターバックス鎌倉御成町店」のご紹介です。
かつて鎌倉に居住していた漫画家横山隆一氏の邸宅跡を利用して作られたスタバのコンセプトショップ。横山氏が愛したお庭、プールがそのまま活かされて私たちを迎えてくれます。ここではいつものスタバのドリンクの他に厳選された高級豆を利用した「スターバックスリザーブ」がお楽しみいただけます。フレンチプレスで抽出中のコーヒーを席まで持ってきてくれて、その場で注いでくれる特別感は気持ちがよいですよ。注文は「リザーブコーヒーを!」でOK。専用のメニューを出して豆の種類を聞いてくれます。
スタバ御成町店の後は「銭洗弁天さん」というコースはいかがでしょう。
銭洗弁天さんまでは徒歩15分弱。朝のお散歩にぴったりです。行き方も交差点を一度曲がるだけの簡単アクセス。源頼朝公が夢のお告げで作ったといわれる銭洗弁財天。ここの湧き水で洗ったお金を使うと金運アップのご利益があります。
目の前はもう七里ヶ浜。海の家を除けば鎌倉で国道134よりも海側にあるお店はここだけという「Pacific DRIVE-IN(パシフィック ドライブ イン)」。晴れた日の爽快さは言わずもがな、ですが朝の爽快感が加わるともう最高です。江ノ島とその奥に見える富士山。空気が澄んだ日に南の沖合に見える大島。テラスで食べる美味しい朝ごはん。
おすすめコースは朝イチ、江ノ電稲村ヶ崎駅で降りてまずは稲村ガ崎公園へ。遠くに霞む富士山と足元で砕け散る波しぶきを堪能したら、江ノ島と富士山を眺めながらのお散歩でパシフィック ドライブ インへ。先にパシフィックドライブイン、後に稲村ヶ崎に向かうコースだと歩いている最中は江ノ島と富士山は背中側ですからね、なんだか勿体ないですよ。
朝イチで鎌倉についたら、朝ごはんを食べながら、今日の鎌倉攻略戦略会議!
こちら、カフェ ヴィヴモン ディモンシュさんは朝8時から営業中。モーニングタイム(8時〜11時)はセルフサービス形式のワッフルとお好みのドリンクがついた「モーニング(ワッフル)セット 税込600円」が大人気。外はサクサク、中はもっちりふわふわに焼き上がった焼きたてワッフルにシロップをかけて頬張りながら、皆でワイワイ戦略会議に花を咲かせましょう。鎌倉駅から徒歩3分ですから、戻ってバスに乗って報国寺方面も良し、小町通りを進んで鶴岡八幡宮へ行くも良し。お店のすぐ近くの踏切を越えたら銭洗弁財天方面。どこへ行くにもアクセス良しで戦略会議にぴったりです。
スウェーデンへ料理研修中の為、16年12月12日より休業中です。営業再開の際はこちらでお知らせいたします。
江ノ電長谷駅から徒歩3分、由比ヶ浜海岸までは徒歩1分、鎌倉大仏、長谷寺までも徒歩10分ちょっとの好立地にあるのが、2016年1月にオープンした「メルティングポット」さん。
お肉や調味料などの食材は地元の質の高い個人商店から調達し、化学調味料は使わずに素材の良さを活かし切る製法で、美味しいスープとバターミルクビスケットを看板メニューとするお店。嬉しいことに朝8時からはりきって営業中。
着物レンタル屋さんも近くにあるのでその前の腹ごしらえに。スープ・ドリンク・ビスケットはテイクアウトOKなので、由比ヶ浜散歩のお供にお買い求めいただくのもOKですね。
鎌倉駅西口から徒歩30秒、例え雨が降っていても傘が要らないんじゃないかというほどの距離。電話ボックスの角を曲がるとすぐそこにダンデライオンチョコレートさんがあります。本店はアメリカ・サンフランシスコにあり、日本の店舗は蔵前と伊勢、そして鎌倉のみ。カカオ豆の買い付けから始まり、その後全ての工程を店舗で行うこだわりのチョコレートを販売するお店です。
鎌倉店限定のチョコレートドリンク「カマクラホットチョコレート」には、鎌倉のお茶屋さん「枝村園」さんで丁寧に焙煎されたほうじ茶をブレンド。苦味がプラスされて甘すぎず大人の味わいなので、甘いのが苦手な人にもオススメ。合わせていただくならば、鎌倉店限定の朝食メニューのチョコクロワッサンも。贅沢に濃厚なチョコレートが挟んであり、思いがけずボリューミーです。キリリとした濃いチョコレートはぼんやりした朝の頭をシャキッとさせてくれます。
2階のカフェスペースから外を望むと、ちょうど鎌倉駅のホームと同じくらいの高さ。観光客が到着するホームは反対側なので、正面のホームは鎌倉から出発して行く電車を待つ人たちです。朝8時の鎌倉駅は観光客もまだ少なく、ここから見える人々の大半は鎌倉から出勤して行く地元の人たち。地元民の一員になった気分で、ゆっくりと朝食タイム。朝の鎌倉駅には日常の風景がたくさん詰まっています。