11月から12月にかけて、その「良さ」は紅葉によってさらに奥深さを増します。最も美しい鎌倉を生み出す「紅葉」の季節、UNIQUELY鎌倉的おすすめスポットと見頃の時期をご紹介いたします。
過去の紅葉の様子はこちらから
2015年の紅葉レポート
2016年の紅葉レポート
数ある鎌倉の紅葉スポットからUNIQUELY鎌倉が第一位に選んだのは、北鎌倉の大寺院「円覚寺」です。
北鎌倉駅を降り立って、一番最初に目に入る寺院である円覚寺。
実は北鎌倉駅も円覚寺の境内の一部なのです。
駅前からも見える総門前はどこよりも鮮やかな秋色に色付きます。
総門から始まり、境内のどこを歩いても秋を感じられる円覚寺は鎌倉紅葉No.1にふさわしいお寺です。
地域別・紅葉ランキング【円覚寺】で詳細を見る
UNIQUELY鎌倉が第二位に選んだのは、唯一の紅葉ライトアップを行なっている「長谷寺」です。
長谷観音さまと親しまれる長谷寺は、綺麗にお手入れされた境内の庭園が秋色に色づきます。
特にライトアップされる放生池は見ごたえも抜群。
池の水面に映り込む紅葉の美しさは見事です。
鎌倉の紅葉スポットとして外すことのできない存在です。
地域別・紅葉ランキング【長谷寺】へ
UNIQUELY鎌倉が第三位に選んだのは、鎌倉五山第一位の「建長寺」です。
北鎌倉と鎌倉の境に位置する建長寺は、半僧坊まで入れると今でも広大な敷地を誇ります。
その広大な敷地に負けず劣らず、壮大な紅葉が楽しめるのが建長寺なのです。
ぜひとも半僧坊まで足を運んで頂き、その絶景をご覧ください。
忘れられない秋の鎌倉の一つとなることでしょう。
地域別・紅葉ランキング【建長寺】へ
広大な境内を持つ鎌倉五山第二位の「円覚寺」。息を呑むほど鮮やかな発色の紅葉が毎年多くの人々を惹き付けます。大寺院ならではのダイナミックな紅葉を楽しめるお寺です。総門前の紅葉の木々、境内の奥へと貫く参道沿いの色付き、そして妙香池の周りを彩る紅葉が主なスポットです。三脚を使用出来る数少ないお寺でもあるため、紅葉が見ごろになると一眼レフを持った人たちで賑わいます。
11月中旬から下旬が例年の見ごろ。日当りの良い場所が多いため、北鎌倉ですが早めに色付き始めます。北鎌倉駅を下りてすぐに目に留まる、総門前の階段を彩る真っ赤な紅葉は、秋の深まりを教えてくれます。
名称:瑞鹿山円覚寺
創建:1282年(弘安5年)
住所:鎌倉市山ノ内409
開門時間:3月 - 11月:8:00 - 16:30 / 12月 - 2月:8:00 - 16:00
拝観料:大人 300円 / 子供100円
鎌倉五山第一位の「建長寺」。縦に並ぶ方丈、法堂、仏殿は今でも堂々として当時を思わせる見事な伽藍です。建長寺の紅葉ポイントは境内奥にある「半僧坊大権現」。10分ほど歩きますが、秋のハイキングがてら是非とも見ていただきたい壮大な景色です。半僧坊からは相模湾までも見渡せるダイナミックな紅葉が望めます。また、半僧坊へと向かう道中も美しい紅葉を楽しめます。
11月下旬から12月上旬が例年の見ごろ。半僧坊からダイナミックな紅葉を見るには色付きの深まる12月に入ってからが良いでしょう。半僧坊からそのまま歩いて天園ハイキングコースに行っても紅葉狩りが楽しめます。歩きやすい靴がおすすめです。
名称:巨福山建長興国禅寺
創建:1253年(建長5年)
住所:鎌倉市山ノ内8
開門時間:8:30 〜 16:30
拝観料:大人 300円 / 子供100円
女性から離縁が出来なかった時代に、縁切り寺法で多くの女性を救った「駆け込み寺」として知られる東慶寺。境内では四季折々の花が絶えることがなく、花の寺としても人気が高いお寺です。紅葉の時季には本堂前の大きなモミジや、鐘楼の周囲を取り囲む紅色が鮮やかに発色して人々を魅了します。境内奥の歴代尼僧が眠る墓苑では、イチョウが落葉すると息を呑む美しい黄色の絨毯が現れるのでこちらも見逃せません。
見頃は11月下旬から12中旬頃です。境内の奥の方は山に囲まれ日当たりが悪いため、遅めの色付きとなる傾向があります。落葉し始めた頃が美しい墓苑は、12月に入ってから訪れてみると良いかもしれません。
名称:松岡山東慶総持禅寺
創建:1285年
住所:鎌倉市山ノ内1367
開門時間:8:30 - 16:00( 3月 - 10月は8:30 - 17:00)
拝観料:大人 200円 / 小中学生100円
春と秋の季節限定公開の長寿寺。亀ガ谷坂の入り口付近に静かに佇む禅寺は、続き間となっている本堂・方丈・書院へ上がって中から庭園を眺める事が出来ます。窓枠に映る石庭はまるで切り取られた絵画のよう。紅葉が見頃になると、さらに色鮮やかな景色が待っています。続き間の廊下や、どの窓から外を見るかによって異なる景色を楽しめるのも醍醐味。また石庭と反対側には、茅葺き屋根の観音堂があり見事な苔庭となっています。背景に映り込む紅葉がさらに景色を引き立てます。足利尊氏の墓所周辺では、竹林と紅葉のコラボレーションも楽しめます。
11月下旬〜12月中旬頃が見頃となりそうです。石庭にあるもみじ以外の木々は早い時期に紅葉し、追ってもみじが紅色へと染まっていきます。
名称:宝亀山長寿禅寺
創建:室町時代初期(詳細は不明)
住所:鎌倉市山ノ内1503
開門時間:季節・曜日限定公開。春季(4,5,6月)、秋季(10,11月)の金土日と祝日のみ。
10:00 - 15:00(雨天中止)※2016年秋は12月1週目までの公開予定。
拝観料:300円
鎌倉五山第四位の禅寺、浄智寺。現在残るのはこじんまりとした境内ですが、鎌倉の旨味が凝縮されています。決して派手ではありませんが、仏殿前の大きなイチョウ、庫裏前のカエデなどが鮮やかに色付いて美しい調和を楽しめます。書院の庭が赤色に染まる頃は、風情ある浄智寺を100%楽しめるでしょう。
11月下旬から12月中旬が見頃となります。お寺の後ろは源氏山という立地の浄智寺。葛原岡ハイキングコースへと向かう道のイチョウの落葉も美しいです。散策がてら、ハイキングコースを歩いて源氏山公園の紅葉を見に行くのもおすすめです。
名称:金峰山浄智寺
創建:1283年
住所:鎌倉市山ノ内1402
開門時間:9:00 - 16:30
拝観料:大人 200円 / 子供100円
紫陽花があまりにも有名な「明月院」は、実は紅葉もとても美しいお寺。谷戸に建つ寺院はまるで山に抱かれるかのように佇み、境内も見事な紅葉で彩られます。
期間限定で公開される本堂後庭園を始め、月笑軒の周囲を取り囲む背の高い木々、故山水庭園、円窓からの景色…などなど見どころ満載です。
谷戸にある明月院は日当りはあまり良くないため、例年見ごろは少し遅めの11月下旬から12月中旬です。土日はそこそこ混雑しますので、ゆっくりと紅葉を楽しむなら平日がおすすめです。
名称:福源山明月院
創建:1300年代
住所:鎌倉市山ノ内189
開門時間:9:00 - 16:00(6月のみ8:30 - 17:00)
拝観料:300円(6月は500円)/本堂後庭園は別途500円
近くに銭洗弁財天や佐助稲荷神社など人気スポットを携えた、鎌倉憩いの場・源氏山公園。紅葉の時期には山ならではの壮大さを感じられる清々しい紅色で私達を迎えてくれます。特におすすめは源頼朝公が佇む広場。平日には遠足の子供たちがお弁当を食べに来たり、土日は家族連れで賑わう子供の声が絶えない平和なスポットでもあるのです。頼朝公を取り囲む深紅の彩りは圧巻です。
11月中旬から12月上旬頃が見頃となります。化粧坂から上がって来ても良いですし、銭洗弁財天の方から来ても良いコース。また、大仏・葛原岡ハイキングコースの中継地点ともなっているので、秋のハイキングを楽しむのも醍醐味です。
名称:源氏山公園
創建:_
住所:鎌倉市扇ガ谷4-13
開門時間:いつでも可
拝観料:なし
扇ガ谷の谷戸の奥にひっそりと佇む海蔵寺。いつ訪れても丁寧に手入れがなされた庭は大変美しいものです。紅い番傘が印象的な境内は、紅葉によってより美しい姿となります。見どころは山門周りの紅葉、門の間から見る美しい庭の景色など。梵鐘周りのもみじが特におすすめポイントです。
11月中旬から12月上旬が見頃となります。山門周りは夏でも紅い葉を付けた木が見られますが、秋が深まると黄色から橙色へと変化していきます。こちらはわりと早い時期から楽しめる景色です。また、11月下旬頃から色付く梵鐘と庫裏周辺の紅いもみじ。建築物とのコントラストが見どころです。海蔵寺へと向かう住宅街の静かな道も、紅葉して見事な景観となり気分を一層高めてくれます。
名称:扇谷山海蔵寺
創建:1253年
住所:鎌倉市扇ガ谷4-18-8
開門時間:9:00 - 16:30
拝観料:十六の井の拝観のみ100円
鎌倉で現存する唯一の尼寺、英勝寺。花の寺としても知られていますが、紅葉も見事なものです。総門や山門の周辺を彩る木々と、見応えのある立派な建築物とのコラボレーションが楽しめます。特に境内奥に広がる見事な竹林と茶寮の間にあるもみじの木々が紅く染まる頃は、抜群に良い雰囲気を味わうことが出来ます。
11月下旬から12月中旬頃が見頃となります。山門前から色付き始め、総門前の大銀杏、12月に入ってから竹林と茶寮の周辺が見頃となります。落葉して紅い絨毯を作り出す紅葉終盤の頃は特に必見です。
名称:東光山英勝寺
創建:1636年
住所:鎌倉市扇ガ谷1-16-3
開門時間:9:00 - 16:00
拝観料:大人300円/高校生200円/小中学生100円/乳幼児0円
扇ガ谷にはいくつかお寺がありますが、西側に位置する谷戸で穴場の紅葉スポットとなっているのが浄光明寺です。住宅街の中に位置していますが、奥行きのある境内は鎌倉時代の面影を後世に残す歴史的価値の高いものです。山門や本堂の周辺、梵鐘の周辺などを中心に色鮮やかな紅葉を楽しむことができます。
11月下旬から12月上旬頃が見頃となります。11月中には大部分が紅葉してきますが、より深まる色付きが見られるのは12月に入ってからとなります。混雑を避けてゆったりと紅葉を楽しみたい方には絶好の穴場スポットです。
名称:泉谷山浄光明寺
創建:1251年
住所:鎌倉市扇ガ谷2-12-1
開門時間:7:00 - 16:00
(阿弥陀堂は木・土・日・祝のみ拝観可。8月は拝観休止。10:00-12:00、13:00-16:00)
拝観料:無料(阿弥陀堂は別途200円)
深い谷戸に囲まれた瑞泉寺は、中心地から離れた「紅葉ガ谷」と呼ばれる場所にあります。瑞泉寺の山号・錦屏山(きんぺいさん)は、寺院を取り囲む山々の紅葉が錦の屏風のように美しいことから付けられたと言われるほど、古来から紅葉が楽しまれてきた場所なのです。
鎌倉で一番色付くのが遅いのが瑞泉寺とも言われます。長谷寺や円覚寺の紅葉ピークが過ぎたら、瑞泉寺に足を向けてみましょう。11月下旬から12月中旬が見頃となります。イチョウの黄色にカエデの紅。日当りがあまり良くないため、派手ではないけれど控えめな色付きが印象的です。「鎌倉ならでは」の紅葉を最も楽しめる場所かもしれません。
名称:錦屏山瑞泉寺
創建:1327年(嘉暦2年)
住所:鎌倉市二階堂710
開門時間:9:00 - 17:00(入山は16:30まで)
拝観料:大人 200円 / 小中学生 100円 / 障がい者無料
二階堂の谷戸の奥に佇む、鎌倉で一番静かで中世の面影が残るとも言われている覚園寺。四季を通して美しい景色が楽しめる覚園寺ですが、紅葉の時期はより雰囲気抜群になります。愛染堂の前に生い茂るもみじの木々が紅く色付く頃にはため息の出るほどの美しさ。愛染堂までは写真撮影も可能なので、撮影ポイントとなることでしょう。
11月下旬から12月中旬頃が見頃となります。しだれもみじなどの変わりもみじは、11月中旬から色付き始めます。多少早い時期に訪れても、風情溢れる境内を堪能出来るでしょう。
名称:鷲峰山真言院覚園寺
創建:1296年
住所:鎌倉市二階堂421
開門時間:境内奥の拝観は案内人と一緒に説明を聞きながら。約50分。
平日: 10:00〜、11:00〜、13:00〜、14:00〜、15:00〜
土日祝: 平日の時間プラス12:00〜の時間帯も拝観出来ます。
拝観料:大人 500円(愛染堂までは無料)
鎌倉五山第5位の浄妙寺は他の禅寺から離れた金沢街道の先にあります。一番人気は茶室・喜泉庵でいただけるお抹茶と生菓子。紅葉の時期はここから眺める景色も鮮やかな秋色になります。しかし注目すべきは本堂へと続く山道です。浄妙寺の山道は実に美しく、紅葉の頃は背後の山々も彩りを添えてくれるので、大きな屋根が特徴的な本堂がより素晴らしく見えます。本堂すぐ側のイチョウの木も見逃せません。
11月下旬から12月初旬頃が見頃となります。日当たりが良いため、早めの紅葉となる傾向にあります。
名称:稲荷山浄妙広利禅寺
創建:文治4年(1188年)
住所:鎌倉市浄明寺3-8-31
開門時間:9:00-16:30
拝観料:大人100円 / 小人50円 / 障がい者無料
竹の寺として鎌倉屈指の人気を誇る報国寺。外国人観光客も多く訪れる「和」を感じられるスポットです。爽やかなグリーンの竹林と紅葉とのコントラストが見どころとなります。竹の庭周辺ももちろん良いですが、山門周辺の背の高いもみじの木々や迦葉堂前のもみじも美しい景色を作り出します。
11月下旬から12月中旬頃が見頃となります。銀杏が先に色付いて、もみじが色付くのは12月頃となります。
名称:功臣山報国寺
創建:1334年
住所:鎌倉市浄明寺2-7-4
開門時間:9:00 - 16:00
拝観料:境内無料 / 竹庭拝観 200円 / 竹庭拝観+お抹茶 500円
南北朝時代にこの地で亡くなった護良親王を偲んで、明治天皇自ら建てられた鎌倉宮。鎌倉の中では新しい神社です。本宮裏にある神苑では悠然とした紅葉を楽しめる場所として人気です。背の高いもみじの木が生い茂る神苑で、ベンチに座って鑑賞するのがおすすめです。
11月下旬から12月中旬頃が見頃となります。比較的遅めの紅葉ですが、社務所の手前にあるもみじの木は日当りも良いため11月中旬頃から色付き始めます。見どころとなる神苑や、背後の山々が綺麗に染まる様子を楽しむのなら12月初旬頃が良いかもしれません。
名称:鎌倉宮
創建:1869年
住所:鎌倉市二階堂154
開門時間:2月 - 11月 9:30 - 16:30(入場は16:00まで)
12月、1月 9:30 - 16:00(入場は15:30まで)
拝観料:大人 200円 / 小中学生100円
鎌倉の紅葉を語る上で外す事の出来ない長谷寺。海の匂いを感じられる場所に建ち、四季を通じて人気の高いお寺です。圧巻の大きな長谷観音さまがいる本堂手前の紅葉をはじめ、拝観口すぐの放生池と妙智池を取り囲む紅葉も実に見事です。鎌倉唯一の紅葉ライトアップが楽しめることもあり、毎年多くの人で賑わいます。
鎌倉の中では早めに紅葉が始まり11月中旬から12月初旬が見頃です。2017年の紅葉ライトアップは11月25日(土)~12月10日(日)です。時間は日没~18:00までなのでお見逃し無く。夜のお寺を楽しみましょう。
名称:海光山慈照院長谷寺
創建:736年と伝承
住所:鎌倉市長谷3-11-2
開門時間:11/25 - 12/10の紅葉ライトアップ期間 8:00 - 18:00。
通常は8:00 - 17:00。
拝観料:大人 300円 / 小人 100円
鎌倉駅から徒歩圏内にあるのに、ひっそり静かな妙本寺。比企ガ谷と呼ばれる妙本寺の建つ場所は周囲を山々に囲まれ、秋の雰囲気を存分に感じられるお寺の一つです。境内奥にある二天門と祖師堂、その周りを彩る紅葉が見事です。祖師堂の中から見る紅葉も妙本寺ならではの楽しみ方。薄暗い堂内の柱や軒の作り出す額縁が、鮮やかな紅葉を切り取って新たな景色を見せてくれます。
谷戸にあるため、妙本寺は鎌倉でも比較的遅い紅葉です。長谷寺や円覚寺の紅葉ピークが過ぎたら妙本寺に足を向けてみましょう。11月下旬から12月上旬が見頃となります。二天門前のカエデや、天然記念物に指定されている大きなイチョウの木が鮮やかに色付きます。
名称:長興山妙本寺
創建:1260年(文応元年)
住所:鎌倉市大町1-15-1
開門時間:9:00 - 16:00
拝観料:無料
鎌倉の紅葉は、北鎌倉と源氏山周辺がメインに思われがちですが、大町にも妙本寺以外に素晴らしい紅葉を楽しめるお寺があります。日蓮が鎌倉の拠点にしていた松葉ガ谷草庵の跡地のひとつとされる日蓮宗の寺院で、四季を通じて美しい景色を見せてくれます。紅葉は門前と参道にある銀杏の木が黄金色になる頃や、本堂前の立派なもみじの木が色付く頃がベストでしょう。
11月下旬から12月上旬頃が見頃となります。黄葉が先に始まり、12月になるともみじが紅く色付いてきます。富士見台へと向かう境内の散策路では、自然のままの秋を感じられておすすめです。ただしこの散策路は歩きやすい靴で行くのが鉄則。秋の晴れた日には、高台から見る澄んだ富士山が気持ち良いものです。
名称:妙法蓮華山安国論寺
創建:1253年
住所:鎌倉市大町4-4-18
開門時間:9:00 - 17:00
拝観料:100円
鎌倉のランドマーク・鶴岡八幡宮。鮮やかな朱色の社殿が鎌倉に来る人々をお出迎えしてくれます。平成22年の台風で、見事に黄葉する大銀杏の巨木が倒れてしまいましたが、「ひこばえ」と呼ばれる小さな枝が再生していのちを繋いでいます。境内では舞殿の周辺の木々、白旗神社と柳原神池、神苑ぼたん庭園(11月末までの公開)、鎌倉国宝館前などたくさんの紅葉スポットがあります。
11月下旬から12月上旬頃が見頃となります。紅葉の紅色と社殿の朱色とのコラボレーションは大変見応えがあります。柳原神池にかかる赤い橋と紅葉も神秘的な景色。11月中旬頃から少しずつ色付きが始まり、紅い色が深まるのは12月の初旬頃になるでしょう。
名称:鶴岡八幡宮
創建:1063年
住所:鎌倉市雪ノ下2-1-31
開門時間:6:00 - 21:00
拝観料:無料(拝観志納)
日蓮宗の寺院である長勝寺は大町と材木座の中間あたりに位置し、鎌倉駅からは遠い場所にあります。ここまで歩く間に妙本寺や安国論寺などの紅葉も見て回れることでしょう。中心地から離れているぶん、静かな時間を過ごせます。境内は立派な本堂や日蓮上人の銅像や法華堂などがあります。特に法華堂では味わい深い紅葉が見られます。また、山門脇の大銀杏は見事です。
11月中旬から12月上旬頃が見頃となります。特に大銀杏は色付きが早いです。11月の下旬には黄色い絨毯となった大銀杏の落葉が山門の周りを埋め尽くして幻想的な風景となっているでしょう。法華堂の周りは12月に入ってもまだ色付きが見られそうです。
名称:石井山長勝寺
創建:1253年(建長5年)
住所:鎌倉市材木座2-13
開門時間:9:00 - 16:00
拝観料:無料(拝観志納)