朝夷奈切通しの大切通しから分岐する道を辿っていくと山の中に静かに佇む熊野神社があります。今では朝比奈町の鎮守とされていますが、朝比奈切通しが開かれた鎌倉時代に峠を守る鎮守として熊野三社を勧請したのが由緒だと言います。江戸時代に何度か修繕が加えられ、現在まで継がれています。御祭神は速玉男之命(はやたまおのみこと)、伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと)。
圧巻の景観を誇る朝夷奈切通しの大切通しと呼ばれる、見上げるほどの高い岩壁。ふと横を見ると、熊野神社の案内板が出ています。分岐する参道を歩くこと5分ほどで熊野神社の鳥居へ到着します。参道にはやぐらが多数見られ、鎌倉ならではの景観を楽しめる事でしょう。ひっそりと山中にある神社にしては立派な社殿で驚きます。平場二段から成る社殿は、苔生した立派な石塔が印象的です。小さめの社殿を構える、上部の平場にあるのが本殿となります。二頭の狛犬に守られた社殿は、いにしえからこの峠を通る人々を見守ってきました。ここからさらに少し上へと上がれば、ひらけた空の下、六浦の海を望む事が出来ます。
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熊野神社(くまのじんじゃ) |
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〒236-0034 神奈川県横浜市金沢区朝比奈町578 |
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鎌倉駅東口から京急バス「鎌24」へ乗車し、「十二所神社」または「朝比奈」で下車、徒歩30分ほど。朝比奈切通しを通るハイキングコースの途中にあります。 |
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自由 |
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無休 |
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無料(拝観志納) |
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なし |
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なし |
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撮影自由 |
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OK |