日本刀における大きな5つの作風の一つ「相州伝(そうしゅうでん)」を完成させた名刀工、五郎入道正宗。
正宗工芸さんの公式webサイトを拝見すると、正応の頃に時の執権北条氏に招かれて多くの刀工が鎌倉に集まり、鎌倉鍛冶の基礎を築きました。相州伝の祖、五郎入道正宗は、(中略)当時の国状に従って十楽の作風に改善を加え、相州独特の作風を生み出しました。とあります。
元号「正応」とは1288〜1292年の期間。その前の元号は「弘安」ですから、2度目の元寇「弘安の役」を退けた直後で、おそらく日本国中が三度目の蒙古襲来に恐れをなしていた時期でしょうか。それまでの「日本刀」では心もとない、とでも思ったのでしょうか…。
そうして「相州伝」を完成させた五郎入道正宗から数えること24代、山本綱廣氏が700年の伝統を引き継いで今営むのが「正宗工芸」なのです。日本刀だけでなく、その刀鍛冶の技を活かして和包丁や洋包丁も作られています。その切れ味は抜群。熟れに熟れた完熟トマトでさえ一切の抵抗もなく「す〜」っと切れてしまいます。
700年以上の伝統の切れ味。ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
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正宗工芸美術製作所 |
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〒248-0012 神奈川県鎌倉市御成町13-29 |
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江ノ電鎌倉駅、JR鎌倉駅西口から線路沿いを北鎌倉方面へと歩きます。一つめの信号を左折し、左側3,4軒目です。徒歩3分。 |
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8:30 ~ 17:00 |
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火曜日 |
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0467-22-3962 |
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http://www.sword-masamune.com |
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なし |
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なし |